平成30年度大学病院情報マネジメント部門連絡会議
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大会長挨拶
平成30(2018)年度
大学病院情報マネジメント部門連絡会議
大会長   宇宿 功市郎
(熊本大学医学部附属病院 医療情報経営企画部長)
謹 啓
 皆様におかれましては益々のご健勝、お慶び申し上げます。平素はご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 この度、平成31(2019)年1月30日(水)〜2月1日(金)、熊本市「メルパルク熊本」を会場として、平成30(2018)年度大学病院情報マネジメント部門連絡会議を開催することとなりました。本連絡会議は、国公私立大学病院等の情報マネジメント部門の全職種が、病院における情報の取扱いと電子化、院内外の情報を活用しての医療の効果的提供のあり方を広く議論する場となっています。毎年1回の開催で、今回は35回目となります。病院情報システムの発展の歴史とともにあると言っても過言ではなく、病院の教職員に加えて、情報関連企業の方々にとってもお互いの意見交換にとって重要となってきています。
 平成30(2018)年度は、「情報連携、マネジメントの基本に立ち帰る 〜平時の連携で災害を乗り切る〜」をテーマとして企画いたしました。2016年4月の熊本地震から3年近くなり、新たな局面を目指しての活動が展開されています。災害への対応は日頃からの準備が最も重要ですが、全ての面で準備が上手くなされているかは疑問な点もあると思われます。職種ごとの連携は出来ていても、多職種間での連携が不十分、組織を超えた連携や情報統括のための仕組みの機動的立ち上げと運営が不十分、などの問題があるのではと考えます。部分がしっかりと機能しない場合には全体が動きません。ただ部分最適全体不適合とも言われますように、全体の統一的な動きにはそれなりの工夫も必要と考えられます。医療介護分野におきましては益々の機能分化、地域完結での医療介護提供が求められており、情報取扱いの面からの支援が強く期待されています。ICT活用による各種業務の効率化、連携強化が叫ばれますが、医療介護提供の即時性の面などから、必要な医療介護を、必要とする人に、適時に届けるための技術開発、運用体制の確立が必要です。また、医療介護の情報は個人の機微に関わる内容が含まれており、これら情報の利活用には、必要な知識の習得、慎重な利活用が必須で、多くのガイドラインが示されています。医療介護に携わる個々人の能力の向上とともに全体としての流れを多職種間で共有する必要性が求められている所以でもあります。今回の会議でも、病院情報システム、薬剤部門、検査部門、放射線部門、看護部門、事務部門、診療情報部門、臨床研究部門及び部長会セッションをはじめ、UMIN関係の各種委員会を予定しています。「平時からの災害対応」とのテーマで、災害対策に関係するテーマでの情報交換のセッションも企画しています。
 会場の「メルパルク熊本」は、熊本市の中心に位置し、本会議への参加の他、観光にも最適の場所となっています。ぜひ多くの方々に熊本の地にお出でいただき、本会議を盛り上げていただくとともに、熊本の文化に触れていただければと存じます。ご参加の皆様にとって有意義な会議となるよう全力で進めて参りますので、是非ご参加いただきますよう、謹んでお願い申し上げます。
謹 白
平成30(2018)年2月吉日
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